映画随想 その2

まいど、はんろんまんです。

明日から三連休なのに夕方から雨が降り始め、天気予報では三日間どころか
来週半ばまで雨が降り続くという憂鬱な状況ですが、皆さん如何お過ごしで
しょうか?

今回は予告どおり、随分久し振りの映画随想です。

まずはこれ。

アビス《完全版》(1989)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%B9

舞台は1980年代、東西冷戦真っ盛りの時代。
油田採掘用の移動海底基地(凄いんだこれが)で働くバッド(演ずるはエド
・ハリス)達荒くれ者の集団に、近海で不審な沈没を遂げた原潜の捜索命令
が下る。

高い報酬と上司の命令により渋々捜索を始める面々だったが、運悪く海上に
到来した大型台風の影響により海底基地は大きな損傷を受け、バッドの仲間
にも多くの犠牲者が出てしまう。
一方で、バッドの妻(但し離婚寸前)リンジーが目撃した謎の生物らしき存
在に対し、軍から原潜捜索のために派遣されたコフィ大尉は「ソ連の新兵器
では無いか」という疑いを持ち、沈没した原潜から核弾頭を回収し、無人潜
水艇に取り付けて発射しようとする・・・。

というのが大まかなストーリーですが、まず何と言っても、洒落にならない
サイズの海底基地(ちょっとした研究所、事務所程度の大きさ)が、海底を
巨大な戦車か潜水艦のようにリアルに動き、かつ内部の詳細に至るまで作り
込まれた画像は圧巻モノで、まるで本当に海底で撮影したかのような映像と
なっています。
(但しwikiでも指摘されているが、魚が一匹もいないのが不自然といえば
不自然)

まぁ、監督が「ターミネーター2」や「タイタニック」、「アバター」のジェームス
・キャメロンと聞けば納得の出来ですが、ともあれこの映画と他の映画との
同一人物の役所の比較を行うのも中々面白いものです。


まず、主役のバッドを演じるエド・ハリス。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9

この映画では状況が状況とは言えブリーフ姿で泳ぐ姿まで披露しているが、
「ザ・ロック」では死んだ部下達の保証を求め反乱を起こしながらも、非情
に徹し切れ無い威厳ある老軍人を好演しています。


次に、敵役のコフィ大尉。演じるはマイケル・ビーン。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%B3

この人、地味にキャメロン監督の作品には数多く出演していて「ターミネー
ター」では未来から来た戦士カイル・リース(2の主人公ジョンの父親)、
「エイリアン2」では海兵隊のリーダー役で活躍している・・・・のだが、
エド・ハリスの項で上げた「ザ・ロック」でも、主人公達に同行し反乱部隊
に見つかって包囲・殲滅される特殊部隊の隊長を演じています。

で、反乱部隊を指揮するのが、何とエド・ハリス演じるハメル准将(笑)。

「アビス」では結果として半ば事故のような形で決着が付いた二人だが、「
ザ・ロック」でも包囲された状態から投稿を促すハメル准将に対して切々と
軍人の心得を説くマイケル・ビーン、しかし落石がきっかけ始まった銃撃戦
により特殊部隊側が全滅・・・、という流れで再び負けを喫することになり
ました。
何と言うか、笑うしかない被り具合です。

因みにそのシーンを使ったMADがあるんですが、まぁ、エド・ハリス演じる
ハメル准将の実際の発言と、字幕の内容は全然違うのでご注意を。


youtube [MAD] 花粉症患者魂の叫び「ザ・ロック」版
http://www.youtube.com/watch?v=N_Odux7YZQM

因みに全く関係ありませんが、こんなのもあります。
当方はこれを見て腹がよじれるほど笑いました。

[MAD] 花粉症患者魂の叫び「スター・ウォーズ」検査結果編
http://www.youtube.com/watch?v=M6_hAMLM47w


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次は、上の項でも上げたこれ。

ザ・ロック(1996)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29

機密性の高い作戦で死亡した部下に対し、保証も叙勲も行われない事に対し
「英雄」と謳われた名将ハメル准将は、部下と共に毒ガス弾頭を強奪し難攻
不落の監獄島「アルカトラズ」に観光客を人質にとって立てこもり、米国政
府に対し遺族への保障に当てるための身代金を要求した。
この事態に際して、FBIは科学兵器の専門家スタンリー・グッドスピード(
演ずるはニコラス・ケイジ)と、かつて「アルカトラズ」からの脱走に唯一
成功した囚人、その実は英国特殊部隊大尉ジョン・パトリック・メイスン(
演ずるはショーン・コネリー)に特殊部隊を同行させ、事態を解決しようと
したのだが・・・。

というのが大まかな粗筋。
この映画で目を引くのは、何と言ってもニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー
の二大名優の競演です。
ニコラス・ケイジ演じる頭は良いが気が弱く、FBI関係者の癖に銃を撃つ事
を嫌う学者肌のグッドスピードと、当初は柄の悪い老人だが、実はコネリー
自身が演じた007にも繋がる設定を持つメイスンの凸凹コンビが、外見その
ままの嵌り役で渋く決めている上に、撮影場所こそ実際のアルカトラズ島で
は無いものの、雰囲気のある背景と息もつかせぬストーリー展開が見事に
噛み合い、立派な娯楽作品となっています。

ただ、最後の落ち、と言うかメイスンが長年アメリカで囚人となっていた理
由がまさか△●□の証拠だとは・・・、まぁアメリカ人にしてみれば、最も
知りたいことの1つには違いないんだろうが、ねぇ・・・。

上の△●□に何が入るかは実際に見てみてのお楽しみ、と言う事で。

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続いては、海洋パニックもので。

ザ・グリード(1998)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89

海上を進む豪華客船アルゴノーティカ号で、突然船体を強い振動が襲い船内
は大パニックに陥る。

一方、付近の海上ではジョン・フィネガン率いる密輸船が、不審な一団と不
審な荷物を積み暴風雨の中を進んでいたが、アルゴノーティカ号から落下し
た救命ボートに衝突し、船体が破損してしまう。
本格的な修理が必要だと訴えるフィネガンだったが、船に乗っていた一団、
実はアルゴノーティカ号で強盗を働こうとしていたならず者達に船を乗っ取
られ、已む無くアルゴノーティカ号に乗り込むことになる。

しかし、アルゴノーティカ号に乗り込んだフィネガンとならず者達を待って
いたのは御宝ではなく、船内に潜む化け物だった・・・。

というのが粗筋。
出演者の大半が余り有名な俳優では無く、一番有名な出演者が美人の女スリ
師を演じたファムケ・ヤンセン(X-MENシリーズのジーン・グレイ役)だと思われ
る配役だが、船内の各所に出没する怪物(設定では「ミミズの化け物」らしい)
の迫力が、ハチャメチャなストーリー展開に説得力を与えています。

何しろ太さが成人男性の肩幅とほぼ同じ、ウネウネと動いて何処までも追い
かけてくる上に、先端にはイソギンチャクとヒトデの合いの子のような、何とも
形容し難い形状の口が付いていて、しかも口の内側には全面に鋭い歯が無
数に生えており、獲物となる人間を見つけると口を全開にして丸呑み、という
代物で、数千人のアルゴノーティカ号乗員乗客の大半を食べつくし、更に強
盗を働こうとするならず者達と、その片棒を担がされたフィネガン船長達に
容赦なく襲い掛かってくる、のですが・・・。

物語の最後に怪物の「親玉」と言うか「本体」が登場します。

そのシーンを初めて見た当方の感想は、

「ミミズの化け物だと思っていたら「ゴジラ」だったの?」

と言うものでした。
何故「ゴジラ」かというのは、見てのお楽しみ、という事で。

取り合えず此処まで。

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プロフィール

ロン・セガン

Author:ロン・セガン
前職退職後、再就職先から業務関連の資格取得を打診されて、数年間の専門学校通いを経て、無事正規採用で再就職した三十代男性
(以前、粘着してきた馬鹿がいたので断っておきますが上記画像の模型の製作者とは別人です)

ツイッターアカウント
https://twitter.com/jipangbito

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